どうもこんにちは。むさしです。
今回は虹ヶ咲2期2話「重なる色」の感想記事となります。
前回意気揚々とタイムリーに記事を上げていきたいと言っておきながらすでに3話が放送され、特大感情を抱えてしまっていますが、きっと追いつきます。
価値観の違いから同好会とは違う道でスクールアイドルとして活動することを決めたランジュ。両陣営がどのように交わっていくのか、注目の第2話でした。
- 1. あらすじ
- 2. 第2回スクールアイドルフェスティバルに向けて…
- 3. OP曲 Colorful Dreams! Colorful Smiles!
- 4. YG国際学園との合同ライブ
- 5. ミアと栞子
- 6. ランジュ尾行ミッション
- 7. ランジュの心に触れようとする4人
- 8. ツナガリを届ける、QU4RTZのハーモニー
- 9. まとめ
1. あらすじ
着々とフェスティバルの準備を進める中、YG国際学園より合同ライブの誘いを受ける同好会。エマは同じ留学生だからとランジュにも声をかけるが、あっさりと断られてしまう。また、音楽科の補習に四苦八苦の侑は、課題を軽々とこなすミアが実は世界的な音楽一家・テイラーファミリーの一員であり、さらに14歳という事実に衝撃を受ける。
そんななか、ランジュが再度ゲリラライブを行うという噂が流れ、どうしても気になるかすみ、璃奈、彼方、そしてエマの4人はこっそりランジュの後をつけることにするのだが……。
第1話の感想記事はこちらからどうぞ!
2. 第2回スクールアイドルフェスティバルに向けて…
「みんなとなら、見慣れた町だって まるで違う景色になる。」
「それぞれの色が混ざり合う明日を作ってみよう。」
2期2話のアバンは、彼方とエマのこのセリフから。
虹ヶ咲のアニメでずっと行われている、既存曲の歌詞を引用するこの手法ですが、毎度毎度ヤバいですね。1期では、各ソロ曲の印象的な一節を引用して、より鮮やかな背景を担当回に与えていました(1期記事参照(未投稿(急ぎます)))。2期の1話では、告知PVという形でしたが、「虹色Passions!」の一節が引用されました。
今回2期2話のコレ、誰がどう見ても虹ヶ咲のユニット、QU4RTZの「Sing & Smile!!」の歌詞ですよね。
いや~~~~~~~~~~~~、
QU4RTZ回確定した!?!?!?!?!?!?!?
僕はエマ彼方が推しの圧倒的ツートップなのですが、両者とも所属しているQU4RTZ、めっちゃ好きなんですよね。もちろん推しがいるから、というのもそうなんですが、ユニットコンセプトの「調和」「ハーモニー」っていうのが ビタビタのストライクだったっていうのがあります。曲も”洒落”たものが多く、ジャジーなナンバーからゴスペル調のナンバーまで、とにかく自分の好きな音楽ジャンルに近いものが多くあるため、過去シリーズのユニットも含めて一番ハマっています。
虹ヶ咲2期は、栞子ミアランジュの新キャラ達を同好会に迎え入れるのが基本筋だと放送前からおおよその検討は付いていたので、1期のように既存キャラの担当回を持たせるのは尺的に厳しいのではないか、では放送前の時期にユニットライブもあったことだしユニットでくるのでは??という心づもりでいたのですが、開始10秒で確定してしまった。
虹ヶ咲は”ソロ”が基本軸のストーリーなので、こことの兼ね合いがどうなるかというのが小さな懸念点でしたが、アニガサキ製作スタッフの方々には全幅の信頼を置いているので、おそらく杞憂に終わるでしょう。とにかく、エマ彼方の活躍が約束されたという点で、すでに2話は僕の中で神回認定の印が押されようとしていました。
これ、2期PVの時も思ったんですが、~ケン案事項~がめっちゃ適当で全然懸案してなさそうなのがちょっと面白かったですね。
- 参加者募集→順調!
- 運営準備→なるべく急ぐ!
- ステージの決定→お台場だよね!
何一つ決まってないし、あたりまえ体操過ぎません??「お台場だよね!」とか具体性の欠片もないじゃんか。告知PV作った割にまだ中身スカスカ中須かすみだな??
「一番怖いのは天気ですね。」
「確かに…。」
確かに…。第一回開催の経験が活きていますね。1期13話、あの”通り雨”があったからこそ、同好会にとってターニングポイントとなったと言っても過言ではない「夢がここからはじまるよ」の名演があったわけですが、当事者たちからしたら悪天候なんて御免ですよね。
彼方てるてる坊主、めっちゃ欲しい。かすみんボックスに続いて商品化してください。
エマの元に届くメッセージ。他校から虹ヶ咲と合同ライブをやりたいという申し入れだったようですが、これをベースとして今回は物語が続いていきそうですね。
3. OP曲 Colorful Dreams! Colorful Smiles!
南無阿弥陀仏。無事に成仏しろ漏れ。
ヤバ過ぎるだろ……。
ということで、2話なのでね、来ました2期新OP Colorful Dreams! Colorful Smiles!。
1期2話で 虹色Passions! を見た時。
あの頃には戻れない。何も知らなかった日々。胸を刺す衝撃を浴びてしまったから…。
僕は 虹色Passions! が好きすぎたオタクなんですけど、だからこそこの2期2話でOPが流れるのをめっっっっっっっっっっっっちゃ楽しみにしていました。
まずこれですよ。 虹色Passions! では"物憂げな顔"をして”浸水”した”椅子”に座る侑ちゃんでしたが、 Colorful Dreams! Colorful Smiles! では、"自信に満ちた顔"で”水没”した”椅子”に座ってピアノを奏でる侑ちゃんになったのがとても対照的です。2期放送前に「2期OPがピアノを弾く侑ちゃんから始まったら、その日が僕の命日だ」とまで思っていたので、無事に墓が立ってしまいました。
おそらく椅子も1期と2期で同じデザインだと思うのですが、「ピアノ椅子」に変化したこともポイントですね。
表情の違いは前述の通りですが、顔の動き方が"下から上を見上げる"形だった 虹色Passions! に対して、天を仰いでからこちらを見る"上から下"の形に変わったのも印象的でした。
やりたいこと、"夢"を見つけられていなかった1期時点での侑ちゃんと、やりたいこと、"夢"を見つけて「走り出した」侑ちゃんとの対比が表れている映像で、「つかみ」として100点満点だと思いました。
何より印象的なのは、レインボーブリッジですよね。
お台場を舞台としている虹ヶ咲、都心からお台場への架け橋が、名に「レインボー」を冠しているからこそ命名されたという側面も0ではないと思いますが、虹ヶ咲×レインボーブリッジの掛け合わせは個人的にものすごく好きです。
というのも、このOPでレインボーブリッジを見て 未来ハーモニー を想像した方も多いんじゃないでしょうか。思い返せば、「無敵級*ビリーバー/未来ハーモニー」のMVは、初めてアニメのキャラデザで描かれたものであり、この点においてアニガサキの始動は、この 未来ハーモニー だったといっても過言ではないと思います。
詳しくはまた別の記事を用意しようと思っていますが、 未来ハーモニー は、各々がお台場で過ごしていたある夜、かすみが解き放った光に導かれるように同好会のメンバーがレインボーブリッジに集結し、それぞれの”色”で、レインボーブリッジが”虹”で彩られる様子が描かれていました。この記事を書くにあたって改めて 未来ハーモニー のMVを見返したんですが、コレじゃん…!
Colorful Dreams! Colorful Smiles! を見て、どうも既視感があるなと思ったら 未来ハーモニー の光のレーザーの描き方がまんまそっくりでしたね。
「Brand New Brand New World!!」
「歩いていこう ギュっとずっと ”虹”が待ってるよ」
「”夢”見る度 ”色”が増えていく」
「”響く”ハーモニー 空へ”届け” そう心のまま」
これらは言うまでもなく、未来ハーモニー の歌詞の一部ですが、
うわぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~またやりやがったよ虹ヶ咲。
未来ハーモニー 時点での虹ヶ咲は、Brand New Worldというミライを描こうとしていた(Wish, wish)んですよね。Brand New ってよく使われがちですけど、改めて意味を与えようとするならば、ここでは「新生」といったところでしょうか。そもそもリリース当時、アニメーションがついていたのがせいぜい TOKIMEKI Runners くらいだったと思います(確か)。MV2作目で「キャラデザが変わる」という意味においても、「Brand New」だったと捉えることもできます。
確約されていなかったアニメ化、でもそれでも"ギュッとずっと歩いてきた"虹ヶ咲、その先には確かに1期アニメ化、さらには今回、続編アニメ2期という大きな虹が確かに待っていました。
1期ED曲、NEO SKY, NEO MAP!
「ゆっくりと走るこの道」
にも通ずる部分がありますね。
「夢見て憧れて、また夢が見たいんだ」
1期13話を通して、たくさんの"夢"に出会ってきた虹ヶ咲。その先にあった新OP Colorful Dreams! Colorful Smiles! では、栞子、ミア、ランジュという"色"が新たに加わり、まさに"新生虹ヶ咲"の12人のパフォーマンスに繋がっていたわけですね。
当時ですら「これまで」の虹ヶ咲の活動に想いを馳せながら、「これから」である"未来"にワクワクしていたのに、直接的に 未来ハーモニー を披露してないのに、 未来ハーモニー がグツグツ煮込まれてるの、マジで何食ったらできんの???って感じですね。
当時彼女たちが思い描いたBrand New Worldが、Colorful Worldへと拡大解釈されていくことを考えて、思わず震えてしまいました。
(しかも、何となく似てません?イントロのメロディーとかそっくりだと思うんですけど……)
あとは1期OP 虹色Passions! との対比構造が感じ取れる各メンバーの歌割りがとても良いですね。
「予感の中 踏み出すよ最初の一歩」
「虹色染まる季節 走り出したDays」
「一緒に歌おう!」
「ココロ繋いだらLet's go!」
「それでも、動き始めたなら、止めちゃいけない。我慢しちゃいけない。」
1期1話、歩夢が Dream with You を披露する前に言った名セリフ。この言葉と共にスクールアイドルへの「最初の一歩」を踏み出した歩夢。
「始まったのなら、貫くのみです!」
1期12話で、せつ菜が歩夢の背中を押した言葉。この言葉に勇気づけられた歩夢は、侑の元へと、本当の意味での「夢への一歩」を踏み出し、走っていきます。
「走り出した!思いは強くするよ」
1期1話、全てのキッカケとなった歩夢にとって最初のトキメキである CHASE! の一節。
これらを受けて、1期では「予感を感じて、最初の一歩を踏み出した」歩夢が、2期では1期を経て「走り出してる」のがとても印象的です。これまで描かれた背景を頭に入れておくと、2話で初めて聞いた曲のたったワンフレーズに奥行きが生まれるのが、楽しくてたまりません。
同様にサビ前の璃奈のフレーズ。
虹色Passions! では、"みんなと繋がりたい!"という璃奈の願望にも近い思いで、「一緒に歌おう!」と言っていると感じていました。
Colorful Dreams! Colorful Smiles! では、1期6話で「みんなとツナガルこと」ができた璃奈だからこそ"ココロ繋いだら"という前提条件を何の障害もなく提示できるのだと思います。
「一緒に歌おう!」は、あえて英訳するなら "Let's sing together!" といった具合だと思いますが、 虹色Passions! 、 Colorful Dreams! Colorful Smiles! ともに璃奈のフレーズに登場する "Let's" のニュアンス、イメージが異なるのが非常に味わい深いですね。やっぱりMVのグーサイン👍を見ても、2期の方が自信に満ちているように感じられます。
「Colorful Dreams! Colorful Smiles!」で、「心ツナいだらレッツゴー!」が歌えるようになった璃奈ちゃん、、ッ!!今考えると、「虹色Passions!」の「一緒に歌おう!」はある種願望のようなモノが強くあるけど、璃奈ちゃんボードという"武器"を手に入れて「みんなとツナガル」ことができたから………
— むさし (@ykttdfm) 2022年4月10日
かすみの飛ばす紙飛行機、愛さんのロンダートからちょっとだけ"Aqours味"を感じましたが、どうなんですかね。現状具体的な何かがあるわけではないです。
「流れてく雲 通り雨」
「頬を濡らしたって」
「青く澄んだ空 また広がるよ」
しずくのフレーズから、これが"涙"のことを示していることは読み取れますが、これらの部分にもまた1期を感じてしまった……。
1期8話、涙を流し切って晴れやかな表情になった"桜坂しずく"に出会うシーンを思い出しました。
1期は「担当回」として各キャラクターが毎話中心人物としてストーリーが展開されました。1話の20数分という短い時間の中で壁にぶち当たり、涙を流すほど辛いこと苦しいことを経験するも、乗り越えてきた同好会のメンバーだからこそ、"通り雨"であり、その先には"輝く今"があることを知っていると考えると、彼方のフレーズが一層映えますね。
1期EDカップリング曲 全速ドリーマー より
昨日流したナミダいつか
そっと背中を押してくれるから
という歌詞も、この3人の歌うフレーズをより立体的にしてくれますね。
あとは、サビ後半の1人ずつクローズアップしていく演出。
虹色Passions! でも同じ演出がありましたね。あくまでも"個"に焦点を当てて、最後に引きで全員を映す虹ヶ咲らしいシーンで、個人的にとても好きです。
ちなみになんですが、2話放送後にお台場に行ってOPで登場した聖地を少し巡ってきました!
ミアの食べていたハンバーガー店、KUA`AINAに行ってきたんですけど、バーガーデカすぎじゃね?
ミアの食ってたアレ、多分マックです。マックで買ったバーガーを食べ歩いてKUA`AINAまできたんだと思います。
駆け抜けるようなアップテンポのナンバーでしたが、初披露にして節々からいろいろなことを連想することができ、曲調としても文脈としても大大大満足の神OPでした!
4. YG国際学園との合同ライブ
同好会を訪問してきたYG国際学園スクールアイドル部の部長ジェニファーと、副部長ラクシャータ。またスクフェスからキャラが登場しましたね。
虹ヶ咲が存在する遥か昔からリリースされていたスクフェスで登場したキャラが、虹ヶ咲で開催される”スクフェス”に参加するべく登場を果たすのは感慨深いものがありますね。
敵情視察とか言い出さないかすみ、ここにいたかすみは本当に中須かすみか?
ランジュがゲリラライブを行ったという情報を得た同好会。流石に笑ってしまった。
某アプリゲームではゲリラライブを強いられていたのは同好会側だったのにな…。
合同ライブへの準備を進めるカット。1話オープンキャンパス準備のカットでは音楽科での勉強に追われていた侑ちゃんでしたが、今回はちゃんと同好会の活動に参加している様子が見られて一安心しました。
璃奈ちゃんボードの調整をする璃奈とそのお友達たち。璃奈の学校生活が、スクールアイドル活動を通して明確に変わった様子が伝わります。
ペンを持って合同ライブチラシのデザインをしている彼方。思い返せば、彼方だけが一期のソロ衣装を自分でデザインしていましたね。こういう繋がりが見える描写もキャラクターに深みを与えますね。
今回はやはりエマが顔を曇らせる描写が多いことが印象的です。ここから先は明らかにエマに導かれて物語が進行していくことが分かります。あとは、顔を曇らせるエマに唯一気にする様子を示した果林と彼方。エマも留学生で果林ともめちゃめちゃ長い付き合いってわけでもないだろうし、そもそも同好会発足からおそらく半年程度だと思うのですが、3年生組の繋がりの強さを感じ取りました。
パフォーマンスの順番を決めるシーン。みなが自己主張を強めるようになったのは、特に1期9話で朝香果林が同好会の”軋轢を避けて遠慮しがちな体質”にメスを入れたことがキッカケですよね。「ヒトリダケナンテエラベナイヨ-」と悩む侑ちゃんの様子を見て追い打ちをかけるエマも、”虹ヶ咲らしさ”をアピールしていますね。
5. ミアと栞子
「遅刻ですよ。ミア・テイラーさん。」
「いいでしょ。来たんだから。」
漏れも言いてぇ~~~~。確かに遅刻しても来ただけエライ。僕もこれから使っていきます。
音楽科の生徒がみんな「テイラー」というファミリーネームに反応している中、クエスチョンマークの浮かんでいる侑ちゃんが印象的ですね。本当に、自分の好きな気持ちだけを原動力にして新しい世界に飛び込んだということがアリアリと伝わってきます。
強キャラムーブをかましてすぐに教室を出るミア、ちょっと思ったんですけど、3年生のミアがなんで2年生の侑と同じ授業受けているんですかね。3年生からの留学生だから2年生までの補習が残っているんですかね。かの有名な”テイラーファミリー”なのに?
確かに自分にとって超簡単な授業とか出るのも面倒ですよね。本当に来ただけ偉いのでは…?
順番は前後しますが、侑と愛、ミアが出会うシーン。
いや〜、いいですね。順調に種が蒔かれていますね。
このシーン、「音楽科」という繋がりがある侑とミアはもちろんのこと、はんぺんや宮下愛を通して間接的に璃奈とミアにもうっすら繋がりができてますよね。アニメではミアがどういった形で加入するのかはまだ未知数ですが、既に存在している"繋がり"を匂わせてきているのは今後の展開に期待できる要素になったと思います。
ランジュとは”友達じゃない”というミアは、ビジネスライクなお互いの関係性を語りますが、これによってますますランジュの”孤独感”が強調されますね。
「彼女はボクの曲を歌いたい。ボクは彼女を通して作った曲を広めたい。
ボク自身をみんなに認めさせるためにね。それだけの関係さ。」
お互いはるばる留学してきているのに、本当にお互いの関係の中に友人の象徴ともいえる”情”はないのか。「与えるだけでいい」とはランジュの言葉ですが、同好会をずっと見てきた我々は、他者との関係がいかに重要なものであるかを知っているはずですね。ランジュがミアのことを実際にどう思っているかは分かりませんが、少なくともミアに関しては、ランジュの話題になってから”一度も顔を見せない”という描写から、心の奥底の部分、”本当は…。”という感情に無自覚であるというのがこの時点での印象ですね。
お前、文化祭実行委員だったの?
三船栞子、てっきり生徒会の人間かと思ってましたが、違うみたいですね。1話の時も改めて見返してみたら「オープンキャンパス実行委員」でしたし。だとしたら何の権限があってランジュに反省文を書かせようとしていたんだ…?「廊下を走らないでください!」というセリフからも、風紀委員とかそういうのもやってるのかもしれませんね。
「文化祭とスクールアイドルフェスティバルの日程が近くなり、両方に参加する生徒の負担が増える」という懸念点が提示されました。栞子が”牙”を隠しているようで少し怖い気もしますが、とりあえず現時点で概ねスクールアイドルへ好意的に接してくれていますね。
ここでも種がしっかり蒔かれていますね。
栞子と歩夢というのも、スクスタで強い関係性が描かれていました。ちょっと「お姉さん」に見える歩夢が好きなので、この組み合わせを軸に栞子まわりの話を展開してほしい思いがあります。
栞子は「まだ何も知らない」って印象の方が強かったけど、せつ菜なのか。歩夢なのか。幼馴染に連れられてなのか。個人的には1期で歩夢と侑がせつ菜から受け取ったモノの継承として、歩夢が栞子に「トキメキ」や「大好き」を与える展開があったらオンオン泣いちゃいそうだな…。まぁなんでもいいです、
— むさし (@ykttdfm) 2022年4月2日
「今度私たちもライブをやるんだけど、もしよかったらどうかな?」
「......。」
うんともすんとも言わないの、怖すぎだろ。
ランジュのゲリラライブは、そりゃ”ゲリラ”なので、事前に連絡が来なかったら見に行けないだろとは思うのですが、同好会の誘いに対して”無言”で次のカットに進む演出は、栞子自身は「わざわざ見に行くほどスクールアイドルに魅力を感じていない」ということなのでしょうか。概ね友好的なのは、スクールアイドルのライブを楽しみにしている、あくまで「たくさんの”他人”にとって良いこと」だと感じているからこそ手伝いに前向きという、実に栞子らしい芯が通っていると受け取ることができます。
6. ランジュ尾行ミッション
この4人が、集まってしまった…!
ランジュがゲリラライブをやるという情報を得た4人。やはり顔を曇らせるエマ。
頑固になっているかすみにすぐ抱き着く彼方ちゃん、あまりにも”姉ムーブ”って感じがしていいですね。マイペース系で眠っていることが多い彼方ですが、こういうさりげない描写で”姉属性”と”上級生”の一面が感じられてニチャッてしまいました。
偶然通りかかったランジュの後ろ姿を見て、心を固めるエマ、すぐに賛同する彼方に連れられるようにして璃奈、かすみが続き、ランジュの尾行がスタートします。
ん~~~~~~、時世に配慮した感染対策ができる、流石中須かすみさんですね~~~~~!!!!
という冗談はさておき、このサングラスにマスク装備も、もはやラブライブ!のお家芸みたいになってきましたね。璃奈に丸眼鏡つけさせた方、解釈一致過ぎて仲良くなりたいので後で連絡ください。
あとこの彼方ちゃんの顔めっちゃ好き。ジジイが顔を出す瞬間がたまらんのだ。
お台場の観光を楽しむランジュ。
「エモエモで尊みが深いね~~~!!!」というエマ、ちょっとネタ的消費をされていますが、ここのセリフは少し重要なのでまた後述します。
ちなみに僕も同じおみくじ引いたんですけど、普通に大吉でした。
少し飛んでODAIBAゲーマーズへ。これ、放送時もかなり話題になっていたんですけど、実際に店内にあるCDのジャケ写が判別できる程度に丁寧に書かれていて驚きましたね。声優さんのCDからLiella!のCDまで見ることができます。
”お目当て”の同好会メンバーのアクスタを見つけるランジュ。ラブライブ!シリーズでも、勝手にグッズ化されることがありましたけど、作中でついに同好会メンバーのグッズが登場しましたね。これは決して小ネタ的要素というわけではなく、かすみ達の会話からも読み取れる通り、お台場近辺での虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の活動が広がり始めていることの証左であり、世界観をより明瞭にするシーンだと感じています。
自分のグッズが出ていることに感激し、さらにはランジュが購入してくれていることに「サイン書いてあげる」と涙ぐむかすみん、後述する内容とも重なりますが、「ファン」のことを大切に思っているかすみだからこそ、商品を購入するという”ファンの行動”に最大限のサービスをしたくなっちゃうのは、100%納得のいくシーンですよね。反発心よりもサービス精神が勝ってしまうの、中須かすみのスクールアイドル像をはっきりとさせてくれますね。
有明ガーデンでゲリラライブを行ったランジュ。ついに尾行を続けていた4人と出会いますが、取り繕おうとするかすみに対して
「そんなことどうでもいいわよ。見に来てくれてありがとう!
そうだ!今からみんなでうちに来なさいよ!」
と声をかけるランジュ。いや~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~いい。やっぱりランジュは同好会メンバーの”ファン”なんですよね。だからこそどんな理由で出会おうが「そんなことどうでもいい」わけです。どうあれゲリラライブにわざわざ来てくれたことに掛け値なしの感謝を伝えるというのも、基本的に棘のない性格だということが強調されているように感じられます。屈託のない笑顔も素敵ですね。
ただ、めっちゃくちゃ細かいですが、「来なさいよ!」と言ってしまうあたりがランジュのコミュニケーション下手な感じが少し顔を出していますね。数秒程度のこの一連のセリフだけでランジュのキャラクターが見えて、次の場面への良い”繋ぎシーン”だったと思います。
7. ランジュの心に触れようとする4人
目を見開く璃奈と彼方。上品で美味しい飲み物だったことが伝わりますが、「飲んでおこう…。」と言わんばかりに無言で飲み直す彼方ちゃん、いいですね。
「鐘嵐珠は、集まってくれたファンに最高のパフォーマンスを見せる。そしてファンは、鐘嵐珠のステージに満たされる。」
「私自身を証明するためにね。」
本当に一人でいいのかとランジュに問いかけるエマ。同好会では”ソロ”で自由に活動できないというランジュに「できるよ。」と拳をギュッと握って異を唱える璃奈。親のような顔で璃奈を見守り、ランジュを諭す彼方。状況が呑み込めず困惑するかすみ。
ランジュは、同好会に入るとパフォーマンスに悪影響が出るとは言うものの、同好会にいるメンバーのパフォーマンスが”ぬるい”と言っているわけではないんですよね。あくまで自分のスタンスには合わないという筋をしっかりと守っているからこそ、同好会とそりが合わなくても”同好会のファン”でいられるし、だからこそ同好会はランジュに手を差し伸べ続けることができるわけですね。悪者を作らない表現、いいぞ。
気になったのはランジュが「自分を証明する」ことについて言及したことです。改めて、ミアと侑たちのシーンを振り返ってみると、ミアも「自分を認めさせる」ことについて言及していました。これについて、「なぜ?」という文脈背景に迫るには、先々のシナリオを見ないと現状では根拠が不足しているのでここでは避けますが、お互いが自分を示すために、お互いを広告塔として活用しているということは読み取れます。
まさにビジネスライクな関係というのを象徴しているかのように感じ取れますが、その一方で、互いの実力や魅力を認めているからこそ、その関係が成り立っているという一種の”ファン”という関係の裏返しになっているようにも感じられます。
「ファンに支えられるアイドル」についてバッサリと切り捨てたランジュでしたが、この点においてランジュは、ミアという”ファン”に支えられているのでは…?
ココロに生まれたトキメキが”無自覚”のうちに育ち、”自覚”をきっかけに花が咲くという展開は1期で見てきたものですが、果たしてランジュとミアは…。今後に期待です。
このシーン、やっぱりよくよく考えてみると、ランジュは同好会の真意を分かっていないのではないか、という答えにたどり着いてしまいます。
”ソロ”でいることと”孤独”でいることは似て非なるものです。イコールが成り立たないというのは、これまでの同好会の経験から得られるものだからこそ、4人はランジュを諭そうとするわけですよね。
もう一度エマの問いかけを思い返してみます。
「本当に一人でいいのか。」
広いランジュの家。招いたのは4人が初めて。”目立つ空席”。見返してみればスイーツを食べていた時も、ランジュの周りには”埋まらない椅子”がありました。
大丈夫 どんな時でも
一人じゃない みんながいる
響かせて ハーモニー
ハーモニーは、一人じゃ響かせられないし届けられません。
ここに集まった4人のメンバーたちは、いつだって”同好会”とともにあり、”ファン”とともにあるということを特に強く表現してきました。
みんながいて、一人じゃなかったから”ソロ”のスクールアイドルとして4人は一歩を踏み出すことができました。その延長として”ソロアイドル”の”みんな”で開催した、”みんなの夢を叶える場所”である「スクールアイドルフェスティバル」。
これを見てスクールアイドルを志し海を渡ってきたランジュが、同好会の思いを本当に一蹴できるのでしょうか。4人がここまでこだわってランジュに関わるのは、こういった背景があり、経験してきたものだからこそ感じ取れるものがあったからなのではないでしょうか。
「私たちのやってきたことは、”そういうこと”ではないんだよ。」
という真意を伝えたい。ランジュの閉ざされた心を溶かすためには…。
以下でもう少し記述します。
8. ツナガリを届ける、QU4RTZのハーモニー
場所を移して公園で頭を悩ます4人。
初めは、スクールアイドルに憧れた留学生という同じ立場であったからこそ、ランジュを気にしていた。でも本当は、自分の本心を隠しているように感じられたから”お節介”を焼いたと気付き直すエマ。確かにこれ、お節介といえば間違いなくお節介なんですよ。だけど、こういう立ち回りができるのって、同好会の中でもエマだけだと思うんですよね。ランジュと同じ境遇にありながら、エマはとにかく「ココロの声」に対する感受性が高いんだと思います。1期5話、スクールアイドルへの思いを押し殺す果林に対して、1期7話、遥ちゃんと喧嘩をしてスクールアイドルの活動と遥ちゃんとの関係性に思い悩む彼方に対して、「それは本当の気持ち?」と諭したのは他でもないエマでした。彼方も、「分かることもあるけど、分からないこともある」と、ランジュの気持ちを汲み取りつつ”そうじゃない”ということを吐露します。
自分たちが”キッカケ”だったからこそ、ちゃんと向き合いたかったと思いを語るエマ。これは動機として100点満点すぎますね。1期10話、高咲侑が思い描いた”みんなの夢がかなう場所”には、「スクールアイドルの輪が広がり、スクールアイドルもファンも楽しめる場所で、新しいダイスキが生まれるお祭りみたいなライブ」という理念がありました。では、これに導かれたランジュが、”自分たちが導いた”ランジュが、思い描いた理念と乖離してしまったままでいいのでしょうか。それこそ、エマの言う通り「無理に同好会に入ってほしい」わけではなく、ただそういう世界があるということ。同好会は門を開いて待っているということを伝えたかった一心に尽きるんじゃないかと思います。
ここについて理解を示し、口を開いたのがかすみだったのが良かったですね。彼方なんかは、なんとなく「全部気付いている」ような雰囲気があったので、かすみが言わなきゃ彼方が言っていたような気もしますが、1期の背景があるのでかすみのセリフはなおさら印象的なものになりますね。
「私たちであの人の本音を引っ張り出してやりましょう!
そしてもし「同好会に入りたいですぅ~」って言ってきたら、
全力で歓迎してやるんです!」
「だって同好会は、いろんなアイドルがいられる、最高の場所なんですから!」
あまりにも名シーンが過ぎる…。
中須かすみといえば、「大好き」を押し付けるせつ菜に反発した一方で、「カワイイ」を歩夢に押し付けてしまったことで”気付き”を得て、「いろんなスクールアイドルが一緒にいられる同好会が、世界で一番のワンダーランドである」という答えに辿り着きました。目に見える形で突っかかっていたのはかすみだったのにも関わらず、これが言えるかすみは、「自分の譲れないスタイル(カワイイ)」と「同好会という共存共栄の場」が両立可能であり、また同好会にいることで自分にとってプラスに作用するモノがあることを明確に理解しているように感じられますね。紛れもない”成長”なのですが、これがランジュと対比関係になっているようにも感じられて面白いです。
つまり、「自分の譲れないスタイル」を貫くためには、同好会を切り捨てなければいけないと考えるランジュと、「自分の譲れないスタイル」を貫く上で、同好会は自己表現に最適で最高の場所と考えるかすみとで、ちょっとのボタンの掛け違いで進む道が分かれてしまっているように感じられます。
この4人、ブランコ、はぁ~~~~~~~~~~!!!!!
思い思いにブランコを漕ぎ始めながら、「ファンとの距離」「繋がり」ということを考え始める4人。
同好会という場所は、いろんなアイドルを許容してくれる。ただ、ランジュが同好会と相容れないのは「ファンとの関係」について決定的な違いが存在してしまっているから断絶されてしまっているわけですね。
「ねぇ、今度の合同ライブ、4人でやってみない?」
ブランコが一致する瞬間、流石に鳥肌が立ちましたね。
この4人が、鐘嵐珠をキッカケとしてユニットを組むまでの一連の流れが鮮やかすぎてマジでひっくり返っちゃいました。
何よりも、この4人は”ファン”という相手を必要とするスクールアイドル達なんですよ。
エマは「みんなのことをポカポカにするスクールアイドル」を目指しています。ここでいう「みんな」というのが、自分を見てくれる人、応援してくれるファンのことを指しているのは言うまでもないでしょう。彼方は、一番身近にいる「近江遥」という”ファン”との"支え合い"が必要不可欠でしたね。璃奈は、1期6話で描かれたように「みんなと、繋がりたい!」という思いでスクールアイドルの世界に飛び込んだこともあり、”人と繋がる”という点においてスクールアイドルを通すことに必然性を持っていた女の子でした。かすみについては言うまでもありませんね。ファンがいてこそ輝けるかすみは、何よりもファンを大切にしていることはここまでではっきりと伝わってきます。
「エモエモで尊みが深い」という言葉、エマはにじよんの中でファンに教えてもらったと言っていました。スクールアイドルとファンとで両矢印を持っていることを明確にしてくれる小ネタですね。
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会は初め、グループとしての活動で失敗を経験しています。この原因は、それこそ”目指すスクールアイドル像”の違いによるものでしたが、これを解消する形で今の同好会があります。
でも、だからこそ、エマ、彼方、かすみは、この”解散”を経験した当事者たちなので、本当のところでは、”ユニット”として活動することに幾ばくかの不安はあったんじゃないかと思います。この選択には、また崩壊を招いてしまうという危険性も、そのことに対する恐怖も孕んでいた。でも、エマはこの4人で表現してみたいと思った。スクールアイドル同士の繋がりを。スクールアイドルとファンとの繋がりを。同好会から広がる輪を。
「誰かがいてこそ」という4人の共通点だけでなく、この2話で見られた各キャラのパーソナリティーもすごくバランスがいいように感じられますね。エマは「お節介」を焼いてしまうけど、人のココロに敏感な性格。彼方は終始「見守る」ということに徹底していたように感じられます。璃奈は、自分の過去の経験から、「他者との繋がり」について目敏い部分がありました。かすみは、本当に終盤のシーンで、感情的になりつつも、本質を冷静に認める素直さも兼ね備えていました。
目指す姿も、夢に向かう歩幅も人それぞれな同好会ですが、思いが一致する瞬間が来る。それが実現できたのが1期13話の「夢がここからはじまるよ」だったわけで、この経験があったからこそ”4人でのステージ”という解答を持ち合わせることができたわけですね。
周期の違うブランコも、必ずいつか重なる瞬間が来ます。
だからこそ”ソロ”としての方向性が違くても、思いを同じにした4人は歩み寄ってユニットを組む決心をすることができた。ここで重なったブランコは、それぞれの思いが調和した、”ハーモニー”以外の何物でもありません。
(ちなみにエマのブランコが一番最後に止まったのは、質量のせいなんですか!?)
「みんなとなら、見慣れた町だって まるで違う景色になる。」
「それぞれの色が混ざり合う明日を作ってみよう。」
2話冒頭で使用された引用ですが、ここまで来て改めて見てみると、ずっと彩り豊かなフレーズであるように感じられますね。
スクールアイドルなら、パフォーマンスで「思い」を伝えられる。ずっと従ってきた方法によって、ランジュに”ハーモニーを届けよう”と始動した4人の姿にグッと来てしまいました。
エマたちからのメッセージを受け取って笑うランジュ。
も~~~~~~本当にこういう憎めないキャラになったことが嬉しい。
QU4RTZのハーモニーは果たしてランジュに届くのか。お腹一杯大満足の第2話だったと思います。
9. まとめ
ランジュのパーソナリティーに接近することを試みるエマ彼方璃奈かすみ。ランジュに”思いを伝える”ためにユニットを結成するという前日譚を描いた2話は、既存のユニットの結成秘話に文脈を与えるとともに、新キャラクター鐘嵐珠の思いに触れるという内容の濃いストーリーでした。1期を考えると、毎週挿入歌が無いことにほんのちょっぴりだけ残念な気持ちがありますが、その分たくさんのシナリオ背景が描かれ、今後に向けてたくさんの種が上手く蒔かれた満足感の高いお話でしたね。
ユニットをプロットの軸に据えていくことが分かったこの2話を改めて考えてみると、各ユニットのメンバーがそれぞれ新キャラクターと関わりを持ったことに気づきます。ランジュはQU4RTZと。ミアは(侑と)愛さんと出会いDiver Divaと。栞子はせつ菜と歩夢と出会いを果たしてA・ZU・NAと。
このユニットと各新メンバーが絡んで進行していくのかは分かりませんが、明確に今後のシナリオに向けて導線が引かれましたね。
また、ユニット展開であることが分かったうえでOP Colorful Dreams! Colorful Smiles! を見てみると、1期との展開の対比が見えてきますね。
1期が「担当回」中心の構成だったことを考えると、「虹色Passions!」の衣装で"タスキ"を身につけていたことに納得感がある。これを踏まえると「Colorful Dreams! Colorful Smiles!」で"ピアノ鍵盤"柄の衣装を纏っていることを考えると………。#虹ヶ咲
— むさし (@ykttdfm) 2022年4月9日
1期は1話から9話まで、個人個人にスポットを当てて”ソロ”アイドルであることを強調するような展開がされていました。まさに、”タスキを繋ぐ”かのように、歩夢からかすみへ、かすみからせつ菜へ…といったようにストーリーが紡がれていました。
一方で、2期ではおそらくユニット単位で話が展開され、この筋にランジュやミア、栞子のR3BIRTHと絡み合っていくことが予想されます。
「仲間でライバル」とは、虹ヶ咲ならではの美しい関係性ですが、”ソロ”として「ライバル」の関係性を描きながら、同好会という集団の「仲間」の部分を描いてきた1期に対して、”ユニット”として「仲間」の関係性を描きながら、ランジュたちとの「ライバル」の関係性、あるいはランジュたちを新たな「仲間」として迎え入れるという基本軸が描かれるだろう2期との対応関係はものすごく鮮やかで美しいですよね。
QU4RTZが思い描く「素晴らしい明日」「輝く明日」に、鐘嵐珠はともにあるのか。
エマ彼方の大活躍によって、確かに神回認定の印が押させていただきますね。第3話以降への期待感を以って、今回の記事を締めたいと思います。
ありがとうございました!